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2004.05.23

都響『千人の交響曲』

ちょっと前の話になるが、20日みなとみらいホール都響の千人の交響曲を聴いてきた。


千人の交響曲(マーラーの交響曲第8番)はその名の通り、初演の時にオーケストラと合唱団合わせて千人で演奏されており、この演奏会でも400人くらいはいたような気がする。
もちろん、こんな曲はそう頻繁に演奏されるわけもなく、今回生まれて初めて生で聴くことができた。確か2000年頃から今日の演奏会の告知がされててその時から絶対に聴きに行きたいと思っていたから、4年以上待ち望んでいたわけだ。(といってもこの4年の間に何回かは演奏していたようだけど)

この曲は反則だらけだ。まず人数が多い。金管を充実させたオーケストラに加え、合唱団を二組も使う。欽ちゃんの仮装大賞でいうところのクラス全員でてきて泣かせにくるやつくらい反則だ。しかも更に少年合唱団まで加わる。仮装大賞でいうところの担任の先生が若くてきれい、というくらい反則だ。それにパイプオルガンがガンガン鳴るのだから、ハンカチを濡らさない人はハンカチを持ってない人くらいだろう、というくらい。こんなことをされたら誰でも20点をつけたくなる。

肝心の内容だが、期待値を100点とすると80点+初回特典プラス50点で130点、という感じであった。
やっぱりこれだけの楽器とコーラスがfffで鳴るともう体全体が曲に支配されてしまう。そんな体験は今までしたことがなく、この迫力は今まで聴いた他のどんな曲よりも勝っている。
残念なところといえば、少年合唱団が少し弱く、また声質も女性コーラスとの違いが分からなかった。またパイプオルガンももっとブフォーっと鳴るものかと期待していたが、パワフルな金管に負けていた部分があった。

一番楽しみであった第二部の最後は感動的でとてもよかった。
今まで鳴っていた楽器が一転して止み静かな合唱から始まる。ここから先は昔から何度も聴いていたのでよく知っていた部分。もう背中がぞくぞく来ている。第二部の最初から何度か登場してきたモチーフがここで一つの大きな流れとなり神秘的な合唱が組み立てられていく。オケも加わり、最高到達点に向かってもう涙腺が緩みっぱなし。さて、パイプオルガンも加わるクライマックスまで、あと3小節、2、1、、、(ああっ、ここで溜めないで一気に突っ込んじゃうのかー。ちょっと残念) 荘厳な合唱が続き、この曲の真骨頂を見せる。最後は最後はオケがきっちりしめて終わり。
ブラボー!!

ただ、あまりにも圧倒的な演奏で、曲が終わるかいなかで拍手したい気持ちはわかるけど、残響が消えるまで待っててもよかったんじゃないかなー、と思った。(ホントは指揮者が指揮棒をおろすまで待ってて欲しい。こういう曲じゃ無理だけど)

また生で聴きたいなぁ。ミューザ川崎千人もかなり前からチェックしていたけどチケットが取れなかった。残念。

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