もう2日前のことになってしまうが、東横線横浜-桜木町間廃止祭り(いや、東急の中の人にとっては祭りどころではないんだが)に行ってきた。
本当は桜木町で終電車が到着するのを見届けたい気分だが、さすがに桜木町からは歩いて帰れないし、次の日も出勤なので、桜木町発の最終電車に乗って帰ってきた。
車内はカメラを持った人が一杯で、みんな「桜木町」という地名が載った路線図なんかを撮っていたりしていた。
面白いことに、高島町でも横浜でも発車するときに「ありがとー!おつかれさまー!」なんて叫びがホームから何度となく聞こえていて、電車の内外からお互いに手を振ったりしていた。
途中、東白楽辺りで桜木町行きの最終電車とすれ違ったが、そちらは満員で、桜木町ではホームに降りるのはさぞ大変であろうと思われた。
終点、元住吉ではみんな降りるなり運転席と車掌席に走っていき、写真を撮ったり「おつかれさまー」コールをしていたりした。
普段「時間どおりに走ってあたり前。1分でも遅れたらイライラ」なんてのが定着している日本の鉄道が、これだけ多くの人から感謝されることなんてあまりないだろうなと思った。この電車の運転士はどんな気分だったんだろう。
桜木町はまだJRも市営地下鉄も通っているけど、やっぱりなんかさみしい気分がする。
でも駅と線路の跡地は遊歩道になるみたいで、それはちょっと楽しみかも。
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